2010年10月22日金曜日

光を味方に 〜茜色の効用〜


夕方の光がちょうどいい具合に差し込むカフェ。そこでスナップ写真を撮ると、とってもいい女に撮れますし、会話のトーンも茜色に染まって・・・






夕方の光がちょうどいい具合に差し込むカフェ。そこでスナップ写真を撮ると、とってもいい女に撮れますし、会話のトーンも茜色に染まって・・・



光が心理面に与える影響って、本当に大きいんだなと思います。
茜色の光のなかでは、女性同士であっても、少しロマンチックな会話がはずんだり、日頃なかなか胸の内を明かさない人でも、ふといつもと違う素の表情を見せてくれたり。
ですから、夕陽がキレイに差し込むカフェを見つけておいて、相手の気持ちを引き出したいときなどに利用するといいと思います。



逆に、固い光やライティングのなかでは、表情も固く見せてしまいます。そこに固い言葉が重なると、叱られているような気分になることもありますよね。
私の記憶のなかでの葬儀の灯りは「青い」光です。病院、霊安室、葬儀場。実際には青くなかったのかもしれませんが・・・。
葬儀シーンにおいても、できるだけ柔らかい、温かい光というのを採りいれてもよい気がしますが、実際に現場にいらっしゃる皆様はいかがでしょう?



ちょっと話は横道にそれますが、「モデルさんって、何を見て笑っているのですか?」という質問をよく受けます。確かに不思議ですよね(笑)。何か実際のものを見て笑っているわけではありません。私の場合は、太平洋の青い海、赤ちゃんの笑顔、きらきらとした小川のきらめき、そのほとりに咲く一輪の花・・・そんなものを瞬時にイメージしながら、大きな笑顔から小さな笑顔まで、何十種類もの笑顔のなかから、その洋服やシーンにぴったりな笑顔を浮かべています。



(次回は 10月29日UP予定です)

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