2010年9月3日金曜日
色を味方に 〜光沢感〜
たとえ礼節感が必要なお仕事であっても、そこに「エレガントな元気さ」が感じられる女性は素敵だと思います。キーワードは"光沢感"です。
これは、わたし自身が母を看取ったときに感じたことなんですけれど、葬儀会場や斎場ではたらく方には、もちろん礼節感も必要ですが、それと同時に、元気さもほしいなということ。こちらが打ちひしがれて弱っているから、よけいにそう感じたのでしょうね。
元気さといっても、スポーツ選手のようなそれではなくて(笑)、優しさも元気さも両方感じさせるような・・・わたしは「エレガントな元気さ」と呼んでいるのですが。
さて、その「エレガントな元気さ」を衣装で表現するとすれば?
制服が黒であるなら、肌の露出を多くすれば、印象は明るくはなりますが、お仕事柄それは難しいですよね。たとえばペールグレ―やオフホワイトの少し光沢感のあるブラウスやインナーを合わせるとどうでしょう。光沢感のある淡い色は肌映りが良いので、お顔を健康的に見せてくれますし、上品さや厳かな印象も併せもちます。
そこはかとない光沢感は、パール発光とでもいうのでしょうか。ダイヤモンドのように、自分からぱぁーっと発光するというより、周りの光をいったん吸収して発光するイメージがありますね。すごく受け身で、日本人女性のイメージ。
グレ―のパールは、お仕事にも使えるかも知れませんね。有木チーフさんにご提案してみましょう(笑)
そう考えると、リフィンのスカーフって、エレガントな元気さを表現するのにぴったり。素材が光沢感のあるシルクですし、巻き方によって色目も変えられる。さすがリフィンさんですね!
(次回は 9月17日UP予定です)
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