2011年2月25日金曜日

手とぬくもり 〜絵画で研究〜


手の動きを勉強するのに、絵画はよく見ますね。特に女性をテーマに描いた絵。たとえば「天使」を描いた絵には浮遊感がありますが、・・・





かの有名なモナリザの絵、前で組んでいる手のふわっとした女性らしさ、柔らかさ。

手の動きを勉強するのに、絵画はよく見ますね。特に女性をテーマに描いた絵。たとえば「天使」を描いた絵には浮遊感がありますが、そういう絵に描かれている手というのは、どんな形をしているのだろう......と。よく気をつけて見てみると、なんとなく、どこかしら「ふわっと」させているんですよね。モナリザの絵もそうでしょ? 組まれている手がふわっとしていて、何とも言えないやさしいラインです。

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そんな風に美術館などでイメージをインプットしておいて、それを自分の体で表現する訓練をするわけですが、私がよくやるのが鏡ではなくて、夜の窓ガラス! 鏡だとちょっと照れちゃったりするんですけれど、夜のガラスは幻想的ですべてが映らないのがよくて(笑)

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「夜のガラスって便利ですね! 私は教育実習をするときに、指揮の練習を下宿の窓ガラスを使ってやってました」というのは有木チーフさんです。向こうに生徒さんがいると仮定して、夜な夜な練習していたそうですよ。皆様も、たとえば「どうぞ、こちらへ」という手の動きを、どうやったら自然体で、ふわっと柔らかい仕草でおこなえるか、夜のガラスを使って訓練なさるといいと思います。

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私もいまだに、立ったり座ったりという動作を夜な夜な窓ガラスを使って練習したりしますね。その動作を単独できちんと、というより流れるように一連の動作としてできるように。リズムや表情も大切な要素です。接客をなさる方にも、ぜひ、夜の窓ガラスレッスン、おすすめです!



(次回は 2011年3月4日UP予定です)

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