年末年始、たとえば一人でコンサートにでかける、なんていうのも、私にとっては格好の自分磨き。お友達やカップルのときとは違う磨き方ができるものです。・・・
年末年始、たとえば一人でコンサートにでかける、なんていうのも、私にとっては格好の自分磨き。お友達やカップルのときとは違う磨き方ができるものです。
コンサートだからいい音楽を聴きにいく、という目的はあるんだけれど、それだけじゃなくて、出かける前のときめきの時間から、ホールへ着くまでの道すがらの心の動き、ホールへ入ったときの独特の華やかさに包まれたときの印象......。それから追憶。あぁ、そうそう、以前あの人と来た時はあそこの席だったわ、とか、あの時はあんな洋服を着ていたんだわ、とか。
実は音楽を聴くということ以外に、コンサートにはいっぱいあるんですね、手に余るくらいの楽しみ方が。それなのに、時々いますよね、ちょっと音が狂っただけでも「もう、最悪! せっかく8千円も払ったのに!」といって憤慨している人(笑)。
それよりは、コンサートへ行くという非日常の行為をとことん楽しみきって、日常生活のなかでは動かない心を揺り動かしたり、時には甘い想い出の糸口を見つけてみたり。「8千円だったけれど、私にとっては1万2千円だったわ、と(笑)」。そんなお得な楽しみ方をするが私流です。
モデルの話に戻しますと、「はい笑って」といわれて、私たちは何もないところでカメラに向かうわけですけれど、ただ単に笑っただけでは、どうしても乾いた笑いになっちゃうんですね。イメージの中で、いい音楽が流れていたり、いい風景が広がっていたり、いい香りがしたり、お友達のいい笑顔があったりすると、表情が叙情的になって艶やかになる気がします。そこにコンサートで素敵な時間を過ごしたことが生きてくるのですね。
コンサートは一例ですが、皆様もご自分にとっての研磨剤を、ぜひ見つけてください。
(次回は 2011年1月14日UP予定です)
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